語り賢者ごっこ

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背中にあるものが「ニキビ」なのか「ホクロ」なのか

自分は完全夜型の人間だ。

 

運動不足も相まって、よく寝起きに背中がバキバキになる。

 

範馬勇次郎とは対となるレベルでの運動不足。

 

バキバキの刃牙だ。

 

刃牙も運動不足を痛感することはないとは思うが、背中がバキバキになるほどの夜型非運動タイプとは到底思えない。

 

「バキバキの刃牙」などという、語感にただ寄り添っただけのものなど存在しない。

 

範馬は、それほど背中のバキバキを匂わせない血族なのである。

 

つまりは、バキバキの背中を持ったただの人間であり、鬼の面の対義語だ。

 

のっぺらぼうと言っても良いだろう。

 

 

バキバキののっぺらぼう。

 

 

そんなバキバキの背中を柔軟にストレッチすることが日課で、バキバキをグデグテにすることから、一日が始まる。

 

 

狙うは煮込まれた具材。

 

 

放置され続けられるおでんの中身。

 

 

ガングロたまごちゃんどころか、中身が溢れ出るおでんくん

 

ドロドロと頭から白い液状の餅を垂れ流す人物。

普通に不審者である。

 

その上、褌1つ、ほぼ全裸だ。

 

 

 

普通ではないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

普通ではない変質者だ。

 

 

 

 

 

変質者として話を進めよう。

 

 

 

そんな奇妙奇天烈を具現化したような変質者を目指す体操中に背中にある、「存在」に触れた。

 

 

 

なんだこれは?

 

 

幼少期から背中にあるのは理解しているが、それはほぼ腰だ。

 

 

 

ほぼ腰にあるのは少し皮が伸び、異常な存在感と、触れた時の痛みを感じる為、地雷そのものではあるが、問題はその上だ。

 

 

 

 

何かある

 

 

 

 

 

背中の中心に何か存在している。

 

 

 

 

 

なんだこれは?

 

 

 

 

ホクロは基本増殖しないと言うし、若しかすると、血行の関係からニキビが出来たのかもしれない

 

 

 

 

文字通り、背脂からニキビの増殖があったのか?

 

 

 

しかし、触ってみると、ニキビ特有の痛みはない

 

 

 

 

あの身体がピクっとなるような謎の痛みはなく、皮膚を触っている感覚だ

 

 

 

 

残念ながら、背中にまで目を届かず、手の感触のみ、五感の1つに全てを集中させ、その「存在」の正体を探る

 

 

 

 

 

 

なんだろうかこれは?

 

 

 

 

変質者になる運動なんぞ、その瞬間から存在しない

 

 

あるのは背中の「存在」だ

 

 

 

 

自分と「存在」のみの空間

 

 

 

それら以外は意味をなさない

 

 

 

 

全神経、全知能をもって挑む、最終決戦

 

 

 

 

 

ラストバトル

 

 

 

 

 

そこにいるのは「ラストサムライ」と「ラストダークマター」のみ

 

 

 

時すら存在しない

 

 

 

 

 

このタイミングで閃きがあった

 

 

 

「ほくろとは前世の傷である」

 

 

 

 

どこのスピリチュアルサイトで読んだか分からないが、そんな記述を思い出した

 

 

 

 

つまり、背中に傷を受けた……?

 

 

 

しかし、自分はある程度ホクロが多い人種だ

 

 

 

顔にもあるし、腕にもそれなりにある

 

 

 

 

 

既に正面にマシンガンを注ぎ込まれたような数の前世の傷を背負っている

 

 

 

 

その上で背中に傷を受けているとなると話は別だ

 

 

 

背中からもマシンガンを受けていることになる

 

 

 

 

フレンドリーファイアとマシンガンを同時に受けて死亡したとは、余りにも悲惨だ

 

 

 

そりゃ、今世でもこんな人生を送りたくなるだろう

 

 

 

 

 

正面から受けたのであればある程度は英雄視もできるが、フレンドリーファイア付きとは悲しいものだ

 

 

 

 

どれほどまでにおぞましく、屈強な男であるかは分からないが、味方から撃たれるほどだ

 

しかも一撃ではなく、何発か

 

 

 

腰にあるものは大きいため、きっと貫通するレベルだったのだろう

 

 

もしかしたら、刃物かもしれない

 

 

 

刃物で刺された上に、縦にされマシンガンを正面に受けた可能性がある

 

 

 

 

悲惨だ

 

戦争とは悲惨だ

 

 

 

 

 

 

 

そして、どれだけ徳を積むことを怠ったか

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、現代は日本男児であり、九州男児

 

 

 

 

 

 

武士道と呼ばれるものを重んじる自分には、少々背中の傷には抵抗がある

 

 

 

がしかし、徳を積むことを怠ったのが事実であれば、受け止めざるを得ない

 

 

 

 

 

 

前世の自分を受け止めざるを得ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

褌1つで頭からデロデロとした餅を垂れ流す変質者を目指してる自分とはお別れだ

 

 

 

 

 

 

過去の自分とはおさらばだ